太陽光パネルの設置は要注意!太陽光関連業者の倒産率は高い!

太陽光発電のブームが始まったのは、5年前の2012年7月に「再生可能エネルギー固定価格買取制度」(FIT)が発端です。当時、太陽光発電の業者が凄い勢いで戸建やマンションオーナーに導入の営業を訪れていました。

そして、皆さんも耳にしたことがあるかと思いますが、太陽光関連企業の倒産件数が非常に多くなってきています(負債1,000万円以上の企業でここ10年以内に倒産した企業は251社にも上ります)。

皆さんの中にも太陽光発電を導入した方がおられるのではないでしょうか?どういった太陽光関連企業が倒産しているのかを分析し、今回の記事にしていますので取引先の業者が安全かどうかの指標として下さい。

 

 

「ハイペースな倒産件数」

 特に2014年以降に倒産件数が増えて来ています。2017年の上半期だけで50件の企業が倒産しており(前年同期は23件、前年同期比117.4%)、2015年が36件、2016年が67件と3年連続での倒産件数増加になることは間違いありません。また2017年の上半期だけで負債総額が203億7,000万円という、とんでもない数字になっています。

 

f:id:tatsug:20170817172601j:plain

「資本金5,000万円以下の企業は要注意!」

 過去10年間の倒産企業を資本金別に分類すると、1,000万~5000万円未満が131件、100万~1,000万円が94件となっています。合計225件は倒産企業全体でみると89.6%を占める形となり、倒産している企業は9割が資本金5,000万円以下の企業であることが分かります。

 

 

「負債額が上位の業種」

                 負債額上位の倒産事業者

 
 

シーズクリエイト(株)

中古マンション買取り・再販業者

 

(株)ZEN POWER

太陽光発電パネル製造業者

 

(株)エバテック

太陽電池パネル製造業者

 

(株)下田カントリークラブ

ゴルフ場跡地を利用した太陽光発電業者

 

(株)ジャパンエネルギーグループ

太陽光発電システムの卸業者

 

PVG Solutions(株)

太陽電池セルの製造業者

 

 中小企業の倒産が目立つかと思いきや、大きな負債を抱えて倒産している企業は、太陽光関連ビジネスにおける産業構造の川上に位置する製造業者の倒産が目立っている。資本金があるからといって安全とは言えないことがデータからも見えてきています。

 

 

「今後の市況」

 2012年7月に導入された「再生可能エネルギー固定価格買取制度」が導入以来、買取価格を引き下げ続けていることにより、更なる苦境に立たされることが目に見えています。電力会社と接続契約していない業者の認定は失効することにもなりましたので、規模が小さく体力のない企業は市場から淘汰されていくでしょう。

 これまで、太陽光関連業者の倒産は訪問販売業者や設置業者等と思われていたのですが、それらの企業の倒産だけでなく、産業構造の川上に位置する太陽光関連製造業者の倒産が増加していることから、更なる苦境に立たされることは必須であると思われます。

 

 

「まとめ」

◆太陽光関連業者の安全指標として、資本金が5,000万円以上あることが重要。

◆資本金が5,000万円を超えていても倒産する可能性は十分にある。

◆太陽光関連事業は衰退を辿る可能性が高いため、これから導入を検討をしている人は注意!!

 

 

 

「執事の不動産経営奮闘記」ブログランキング参戦中!クリックで応援をお願いします!!


不動産ランキング